遺伝的要素の高血脂症

高血脂症になっている人の多くは見た目で明らかに分かる肥満体型か、そうでなくても痩せ形の内臓肥満になっている場合がほとんどですが、人によっては皮下脂肪も内臓脂肪も少ないのに血液中の脂質が極端に多いような場合もあります。

このケースとして考えられるのは食生活や生活習慣病が起因しているのではなく、先祖の遺伝子を受け継いでいることで、いわゆる遺伝によってこのような状態になっていることが考えられます。

人間に限らず生命の多くは細胞の中に遺伝情報がインプットされているDNAがありますが、これによって生命は連続して後世に引き継がれていくわけで、DNAに血液中の脂質が多くなるようにインプットされたデータがあるなら自然と高血脂症になるのも納得ができます。

また、このように遺伝が起因して血液中の脂質が増えてしまうことを家族性高血脂症と呼んでいますが、通常は中高年以降に発症しやすい症状であるのに対して、遺伝が原因となる場合は若い頃から症状が見られるのも特徴となっています。

そのため、若いうちから健康診断で血液中の脂質が多く特に内臓脂肪や皮下脂肪がたくさんついてないような状態であれば家族性高血脂症である可能性が高くなりますが、この場合は若いうちから生活習慣病のリスクを高めることになります。

遺伝が原因の場合は治療が難しいという特徴があり、食事制限や薬物による治療を行っても効果は一過性であり継続的な効果が見られないのが難点となっています。

糖類の多い食事の過剰摂取

脂質と同じく体を動かすために必要なエネルギー源に糖質がありますが、糖質は調味料の砂糖から摂取する以外にも果物に含まれている糖分や野菜に含まれている糖分などがあり、日々の食事において甘いものを摂取しているという自覚が無くても意外と糖類の摂取は多いのが普通です。

糖類は疲れている時に摂取すると体の回復効果が高いと言われているように、糖質そのものが体にとって問題であるというわけではなく、むしろ適度に摂取して無いと体にとってはデメリットになります。

ただし、過剰に糖類を摂取するのは体にとって害であり高血脂症になる原因についても脂質分の多い食事を摂取することによる血液中の脂質分上昇に次いで多い原因になっており、糖類の過剰摂取は中性脂肪を間接的に増やす原因となります。

そのため、脂質の摂取を控えるのと同じく糖類の摂取についても必要な分だけをキープするようにして、それ以上の糖質はなるべく摂取しないようにすることが大切になりますが、炭水化物についても同様のことがいえます。

ただし、炭水化物はそれそのものが糖質というわけではなく、糖質に食物繊維が加わったものが炭水化物になるわけで、これも最低限の摂取は生命を維持するために必要となります。

ちなみに高血脂症は一度でも発症してしまうと長期的に症状が継続してしまう傾向にあるため、できるだけ最初から高血脂症にならないように日々の食事や生活習慣を考えることが必要です。

脂質の多い食事の過剰摂取

飽食時代と言われるようになって食の文化もどんどん多様化の一途を辿っていますが、さまざまな食事をすることができるというのはメリットでもある一方で、美味しさを追求する料理が増えていることもあって脂質や糖類が多い食事というのも確実に増えています。

脂質の多い食事の例としては肉類がありますが、単に動物系の肉類だけでなく魚類にも多く含まれており、特に脂が乗った青魚というのはグラムで比較した場合に肉類よりも脂質が多いようなこともあります。

ただし、魚類については必須アミノ酸の脂質でもあるため、動物の肉類から脂質を摂取するよりも体にとっては良いと言われており、むしろ積極的に摂取することが推奨されています。

しかしながら高血脂症と病院に診断されている場合は脂質の過剰摂取はできるだけ避けた方がよく、特に体が太っているような状態で皮下脂肪がたくさんついている場合は高血脂症の可能性が高くないため健康診断の受診をおすすめします。

ちなみに脂質は高血脂症の原因にもなり、それから派生する生活習慣病の元凶になることを考えると、できるだけ摂取をしない方がよい栄養分にも思えてきますが、細胞膜の生成やエネルギー源など体にとって必要不可欠な成分であるということをきちんと認識する必要があります。

また、脂質の摂取をコントロールすることはもちろん大切ですが、それと平行して適度な運動をすることも高血脂症には大切なポイントになります。

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